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参天製薬株式会社

参天製薬 能登工場

1890年の創業以来、独自性のある医薬品を世に出し続ける企業、参天製薬株式会社。売上高の約80%を占める医療用眼科薬では、国内トップシェアメーカーとして知られています。現在は国内に留まらず、世界7カ国10拠点にて開発・製造・販売しています。高品質な点眼薬を専門に製造する工場として、能登工場があります。ここの自動倉庫でデータミニが使用されています。

HIOKI(日置電機株式会社ソリューション営業部 販売企画課):
自動倉庫の温度管理にデータミニを使用しているのですか?
参天製薬株式会社(以下、略称: 参天製薬):
常設のセンサと空調設備で温度制御管理をしています。今回データミニを使用した目的はその管理ができているかどうか検証することです。
HIOKI:
温度管理で問題が発生したのですか?
参天製薬:
そうではなくて、GMP(厚生労働省令による高品質の医療品を製造するための製造管理および品質管理規則)の関係で査察がありました。夏季と冬季と2回に分けて1ヶ月間だけですけど温度管理値を満たしているかどうか、温度分布はどうかなど検証しました。常設のセンサは温度制御を目的にしているので検証には使用できません。

HIOKI:
温度分布を測定するためどのようにデータミニを活用しましたか?
参天製薬:
自動倉庫はワンフロアで高さ30mぐらいあります。そこを上中下の3点に分けて、平面で9点測定します。つまり合計27点の測定をします。
HIOKI:
随分と広い倉庫ですね。
参天製薬:
はい。広い倉庫ですから新たにセンサを引き回す工事をして多チャネルロガーのようなシステムを導入することはむずかしいです。その点、データミニは電池駆動でセンサ一体型ですから、測定したい場所に置くだけでいい。1ヶ月間のみ一時的に測定するということもデータミニの選定理由となります。
HIOKI:
測定器をどのように設置していますか?
参天製薬:
吊り下げることも考えましたが、今回は倉庫棚に置いているだけです。自動倉庫自体は鉄骨です。その鉄骨からの温度を測定しないようにセンサを離す工夫をしています。
HIOKI:
1ヶ月間のデータをどのように運用しますか?
参天製薬:
パソコンにデータ転送して、PCソフトのグラフを見ながら、管理値に入っているかどうか確認します。ここで一つ便利な機能がありました。データを測定途中で1回転送してから測定を続ける。しばらく経ってから2回目データ転送すると、1回目のデータと2回目のデータが自動的に一つのグラフに結合します。これは間違いがなくなる非常に助かる機能でした。
HIOKI:
温度分布は大きいものでしょうか?
参天製薬:
壁際と倉庫の中心では、やはり温度分布があります。この倉庫は吹き降ろしタイプの空調ですので、冬場は上が暖かく、下は冷える傾向にあります。夏場は逆になります。また1日の変化もあります。外気温の影響も見えてきました。もちろん管理値内で問題がないことも確認しました。
HIOKI:
測定してみないとわからないことですね。

website : 参天製薬株式会社



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