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たんぽぽ you 農

なつみ農園

標高1,000mに拡がる見晴らしのいい農園。冬の寒さは厳しく、夏も日中と夜間の温度差が非常に大きいです。たんぽぽ you 農の清水やよいさんはこの地で有機野菜作りをしています。




HIOKI:
ハウス内の温度測定にデータミニを使っているのですか?
清水さん(以下、敬称略):
標高1,000mということもあり、冬の寒さが厳しいんですよ。ハウスがなければほとんど何も育たないです。だから工夫してハウス内の温度を保つことが大切なんです。ハウス内の気温、地温と外の気温を測定しています。
HIOKI:
測定することでどのようなことがわかりましたか?
清水:
地温は外気温ほど変化がないことがわかりましたので、冬季野菜の栽培方法を見つけられました。
HIOKI:
測定してデータを持たないとわからないことですね。
清水:
ハウス内の気温が10℃以下になることもしばしばですが、ハウス内地温はさほど下がらない。それならハウス内にもうひとつトンネルを掛けることで気温を保てば厳寒期も野菜の収穫が可能になります。また低温発芽野菜の播種時期や高温発芽野菜の播種時期の目安も読めました
HIOKI:
有機栽培だから特に気をつけることはありますか?
清水:
有機栽培だからこそ温度測定が必要です。化学肥料を使えば野菜に強制的に窒素を吸わせることができます。それに対して有機栽培の場合、自然に土壌の窒素を吸わせますが、重要なことは温度なんです。窒素だけでなく他の成分も、ある程度の温度がなければ眠ってしまい、動きませんからね。
HIOKI:
特に冬季の測定ですね。
清水:
そうです。このようなことから冬季のハウス内で地温がどのように変化しているかに興味がありました。わかったことは、この厳寒の地でもハウス地温がある程度保ってているので、冬季栽培も可能ということです。 その他にもハウスの換気をせずにいると、冬季でもハウス内の気温が驚くほど上昇してしまいます。それで、どうしてもアブラムシが発生しやすい環境になります。注意いなくてはいけませんね。うっかり高温ハウスにしちゃいました。
HIOKI:
これからデータミニを使ってどのような測定をしていきたいですか?
清水:
冬季なら、冬季野菜貯蔵室や屋外土室の温度、湿度測定に興味があります。
HIOKI:
夏季ならいかがですか?
清水:
夏のハウス内の日中と夜間の温度変化、湿度変化を見たいです。特にトマトは夏の最低気温が低いことが、甘味を増す条件になります。つまり温度差が激しいことが甘味の条件になるますから。地中の水分量も甘味のバロメータになるので見てみたいですね。

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